three diary

ちょー普通OLが書く雑記です。

ブログを始めてよかったこと 思いがけない副産物を手に入れて

「最近何か面白いことあった?」
「最近ブログを始めたんだよ」
先日の友人との近況報告会で、最近の自分の状況についてお知らせをした。

私は某通信コースのライティングゼミとなるものを受講している。

そのライティングゼミを受講してから、言葉とか文章に凄く敏感になった気がする。自分の言葉だけでなく、本や、電車の中吊り、友人が発する言葉の1つ1つが気になるようになった。

自然と自分も綺麗な文章を書きたいなと思うようになり、書く機会を増やさねばとライティングゼミ以外に、ブログを始めた

そんなこんなで、文章が上手く書けるようにとブログを始めたわけだが、思わぬ副産物があった。
特にテーマを決めることなく、雑記ブログとして始めたのだが、執筆しているうちに、自分の知らない自分に気が付くことが多くなった。

 

雑記ブログとはいえ、私は、旅行が好きなので旅行の記事がけっこう多い。
でも、ある時記事を書いていたら、旅行っていうよりも各国の食べ物の記事が多いことに気づいた。

考えてみれば、食べ物の紹介の時の方が、泊まったホテルの紹介をしている時よりも楽しいし、書いている時にわくわくしてる。そういえば、食べることも好きだなとふと思う。

あるニュースに対して意見を書く時、自分は賛成なのか反対なのか、はたまたその理由をブログという形でアウトプットすることで、自分ってこんな人間なんだなと気がつく。

言葉遣いもそうだ。
私には、女性っぽい言葉遣は合わないなとブログを書いている時にふと思い、普段の私もどちらかといえばこんな話し方で男性っぽいなと改めて自分を意識することがあった。
自分が誰かと同じテーマでブログを書いたとしても、言葉遣いや言い回しには自分の個性が出るから、普段の自分の話し方を見つめ直す機会にもなる。
 
文章が上手く書けるようになっているかは、正直分からないが、ブログという形で何かをアウトプットすることで、自分が気付いていない自分をに気がつくなんていいことじゃないかと思う。
 
これって意外にとっても貴重な機会だと思う。そもそも、本やネット、週末に繰り返される誰かとの勉強会だの交流会を通じて、 情報をインプットとする機会ってめちゃくちゃ多い。でも、その溜め込んだ知識や得た経験をアウトプットする機会ってそんなに多くない。というかかなり意識的にやらないとアウトプットする機会ってそうそうないのでは?
あんまりインプットしすぎると、何か自分が分からなくなるんだよね。私ってなにがしたいんだっけ? ってなる。
しかも、歳を重ねると、段々と物事に対する自分の許容量が増すから、インプットされる情報も好き嫌いで選別することなく、ぽんぽん吸収してしまう。そうするとますます私ってなんだっけループに陥る。
じゃあ意識的に、誰かに向けてプレゼンしたり、教えたりとかすればいいじゃんって考えにも至るんだけど、そんなのできる人ばっかりじゃないからと思う。そこにかかるコストを考えると、ゆるく始められるブログが丁度いいと思った。
 
ブログか。自分を理解するのには、なかなかいいね。