ゆるい外資系企業のすすめ
私は、某外資系企業に勤めて5年目になりました。今の会社には、新卒で入社したのですが、入社当初は、正直こんなに長く務めるとは思っていませんでした。
なんでこんなに長く勤めているのかといえば、単純に居心地がよく働きやすいからです。それは、自分の会社が特別そうだというわけではなく、仕事を通じてたくさんの会社を見ていく中で(B to Bの会社でかつサービス業ですので)、新卒で会社という組織に属して働くなら、自分の会社も含めて、ゆるい外資系企業が一番働きやすいのではという考えに至りました。
なんで外資系企業
自分は、昔から海外と英語が好きで、学生時代は旅行と英語の勉強に明け暮れ、学生生活のうち2年くらいは、海外に留学もしました。
ってことでもちろん就職活動する際は、英語を使いたく、外資系企業を中心に就職活動をしていました。んー、、でも気付いたんですよね。外資系企業ってかなりシビアだなと。コンサルや金融、メーカーなど色んな外資系企業の会社説明会に参加し、面接を受けましたが、ライバルのレベルも高く、Up or Outの世界だし、厳しいなと。1年の海外留学ってはっきり言って中途半端かもしれません。少なくとも私の場合はそうでした。もちろんその後の勉強次第ではあるのですが、就活時点での英語のレベルは、使えなくないけどめちゃくちゃ使える!ってわけではないんですよね。
じゃあグローバルな日系企業でいいじゃん
じゃあ、日系でもメーカーとか海外とのお仕事が多いところがいいね!となったのですが、こちらも違いました。一般化してしまい失礼かもしれませんが、なんか雰囲気というか制度が嫌でした。成果主義って言ってるけど年功序列じゃんって思ったり、自分の意見って聞いてもらえるか?本当に英語を使って仕事なんてできるのか?と疑問に思うことばかりでした。
結果、ゆるい外資系企業で働くことにしました
ゆるい外資系企業とは、要するに日系企業と外資系企業のいいとこどりの会社です。
そんな会社があるのか!という声も聞こえそうですが、けっこうあります。実体験として、就職活動で知ったいくつかの会社がそうでしたし、仕事で関わるお客さんもゆるい外資系企業がいくつもありました。もきちが、考えるゆるい外資系企業ってこんなかんじです。
成果主義最高ですよ。自分の成果がお給料にダイレクトに反映されるし、働いてなければ、ゼロだし、年功序列に比べて自分の数字に対する納得度が違います。来月のお給料もボーナスもどれくらいになるのか想像がつくので、生活のプランを組みやすいですし。
最近は日系企業でも年功序列から成果主義へのシフトを謳う会社も増えてきました。でもそれって、経営層のなかでは、そんな話になっているかもしれませんが、現場では反映されていない印象です。よく考えてみてください。長年引きずってきた考えって自分の身体に染みついているもですよ。それを変えるってけっこう難しいし、時間がかかりますよ。特にもきちみたいなピラミッドの下にいる若手が、その恩恵を与れるのはいつになるのやら。待っていたら化石になりそうですね。
フラットかつオープンな雰囲気
コミュニケーションがダイレクトで分かりやすいので、仕事もさっさと進みます。
私みたいな若手の主張もとりあえず聞いてくれますし、それが若手とかポジションで判断されることはなく、いいか悪いかで評価されます。社内政治にエネルギーを使う必ことも比較的少なく、ストレスをためにくいかなと思います。その分直接的な物言いに傷つくこともありますが、それは、恩恵の代償ということで。。
英語もしくは、日本語以外の言語でのコミュニケーションが適度に求められる
大事なのは、それなりにです。私の職場は、外国人が3割くらいですので、常に英語を使用してという環境ではないです。サービスの内容から日本語を使うことも多いです。でもかえって、初めからがっつり英語を使うことはないのがファーストキャリアとしては、良かったりします。自分の力を少しづつ伸ばしていくのには、丁度いいのかなと思います。急な坂道ではなく。ゆっくりと登れる坂の方がいいと思います。
休みが取れる
これ超重要です!!「有給休暇は権利です」と主張できるのが外資系企業のいいところです、時期にもよりますが、2週間の休みとか取れますよ。私は、半年前とかに上司の許可もなく、誰に聞くでもなく、海外旅行のチケットを取ったりします。ベンチャー企業だと、オープンでフラットな環境でも、ここを満たさないことが多かったりするかなと思います。
以上です。何事も例外がありますし、もきちの知らない世界も多いので、一般化はできません。ですが、経験したことを基に思ったことを書いてみました。